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「LINEとカカオ、どっちにする?」で次の関係へ進める
初対面のカフェが楽しくても、曖昧なまま別れてはいけない。
最後に必要なのは、次につなげるためのクロージングだ。
また会いたいと思った女性には、私はこう聞く。
「これからは、LINEとカカオのどっちで連絡取ればいい?」
「連絡先を交換しませんか?」ではない。
LINEか、カカオか。
二つの選択肢を提示することで、女性は交換するかどうかではなく、どちらを使うかで考えやすくなる。
これがダブルバインドだ。
迷った反応を見逃さない
ただし、二択を出したからといって、交換を押し切ってはいけない。
スマホをすぐに出すなら、そのまま交換する。
返事が曖昧だったり、少し困った表情を見せたりしたら、
「もちろん、まだアプリのままでも大丈夫だよ」
と逃げ道を用意する。
ダブルバインドは、相手を追い込むための技術ではない。
次へ進みたい二人が、余計な照れや迷いを減らすための聞き方である。
「なし」なら、連絡先を聞かずに終える
一方で、話してみて「次はない」と感じることもある。
その場合は、形だけの連絡先交換をしない。
「今日はありがとう。またアプリで連絡するね」
そう伝えて、その場を気持ちよく終える。
期待を持たせる約束も、その場しのぎのLINE交換も必要ない。
カフェの最後に大切なのは、必ず連絡先を手に入れることではない。
次へ進む相手と、ここで終える相手を、自分の言葉で静かに分けることだ。
大人のクロージングには、押す技術だけでなく、きれいに引く技術も必要である。
