「アプリで変な人はいなかった?」から始める安心感の作り方

マッチングアプリでの嫌な経験を話す女性と静かに聞く男性
目次

相手の嫌だった経験を否定せず、「今日は楽しく話せたら」と伝える

マッチングアプリで初めて会う女性は、楽しみだけでなく警戒心も持っている。

強引に距離を縮められないか。

断ったときに態度が変わらないか。

会った後、しつこく連絡されないか。

特に過去に嫌な経験をしていれば、目の前の男性に問題がなくても慎重になる。

そんな相手へ、

「僕は安全な人です」

と説明しても、安心してもらえるとは限らない。

大切なのは、安全な人間だと主張することではなく、相手の不安を知り、それを行動で繰り返さないことだ。


「アプリで、変な人とかいなかった?」

会話が少し温まったところで、私は軽くこう聞く。

「アプリで、変な人とかいなかった?」

いきなり深刻な口調で聞く必要はない。

アプリを使っている者同士の雑談として、自然に尋ねればいい。

すると相手から、

「会ってすぐに別の場所へ誘われた」

「断ったら急に不機嫌になった」

「距離の詰め方が早すぎた」

といった話が出てくることがある。

それは、相手が何を嫌だと感じるのかを知る重要な手がかりになる。


解決策ではなく、気持ちを受け止める

相手が嫌だった経験を話してくれたとき、解決策や持論は必要ない。

「そんな人ばかりじゃないよ」

「見る目がなかったんじゃない?」

「最初から断ればよかったのに」

こうした言葉は、相手の経験を否定することになる。

私は、まずこう返す。

「それは嫌だったよね」

そして、

「それでも、よく今日会いに来てくれたね」

と伝える。

自分を良く見せようとする前に、相手が感じた怖さや不快さを、そのまま受け止める。

それだけでいい。


聞いた話を、自分の行動へ反映する

相手の嫌だった経験を聞く目的は、自分を有利に見せることではない。

同じことをしないためだ。

強引に別の場所へ誘われたのが嫌だったなら、予定を勝手に変更しない。

断ったら不機嫌になったと言うなら、相手の返事をそのまま尊重する。

距離を急に詰められたのが怖かったなら、こちらから触れたり、関係を急いだりしない。

最後に、

「今日は、ただ楽しく話せたらうれしい」

と伝える。

余計な約束はしない。

「僕は絶対そんなことをしない」と言い切るより、目の前の時間を安心して過ごす姿勢を示す方が伝わる。

相手の「嫌だったこと」を聞くのは、弱点を探すためではない。

二人の間に、同じ不安を作らないためだ。

安心感は言葉で宣言するものではない。

聞いたことを、その後の振る舞いで守ることで生まれる。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

「余白の恋」著者。
40代でマッチングアプリという未知の世界へ。実体験をもとに、大人の恋愛と出会い、そして自分を整えることについて綴っています。焦らず、執着せず、それでも少しだけ心が動く。そんな恋の余白を記録します。

目次