初対面のデートで、私がスタバよりコメダを選ぶ理由

初対面の男女がコーヒー店で大きなメニューを一緒に見る様子
目次

おしゃれな店より、二人が自然に話し始められる場所を選ぶ

マッチングアプリで会う約束が決まったとき、意外と悩むのが店選びだ。

おしゃれなカフェがいいのか。

人気店を予約した方がいいのか。

それとも、入りやすいチェーン店で十分なのか。

42歳でマッチングアプリを使っていた私は、初対面の店としてコメダ珈琲店を選ぶことが多かった。

スターバックスが悪いわけではない。

短時間でコーヒーを飲むには便利だが、初対面の女性と落ち着いて話すという目的では、私にはコメダの方が合っていた。

初対面で大切なのは、店のおしゃれさではない。

会った直後から、二人が無理なく会話を始められることだ。


スタバでは、座る前に沈黙が生まれる

スタバでは、先にレジで注文し、商品が提供されるまで受け取り口の近くで待つ。

普段なら気にならない数分間だ。

しかし、初めて会った二人にとっては、この時間が意外に長い。

まだ会話のリズムができていない状態で、並んで立つ。

何か話そうとしても、店員の声や周囲の音で会話が途切れる。

どこまで踏み込んで話してよいか分からず、二人で商品が出てくるのを眺める。

この沈黙が、初対面の緊張を強くする。

混雑していれば、飲み物を受け取った後に席を探すこともある。

二人分の飲み物を持ちながら空席を探す時間は、落ち着いたデートの始まりとは言いにくい。

その点、コメダでは先に席へ案内され、座ってからメニューを見て注文できる。

荷物を置く。

椅子に座る。

一息つく。

それから会話を始められる。

この順番が、初対面にはちょうどいい。


大きなメニューが、最初の話題になる

初対面で難しいのは、席に着いた直後だ。

挨拶の直後から仕事や恋愛について質問すると、面接のような空気になりやすい。

そこで役立つのが、コメダの大きなメニューである。

二人で同じメニューを眺めながら、

「コメダにはよく来ます?」

「いつも何を頼みます?」

「甘いものは好きですか?」

と聞けば、自然に会話を始められる。

相手が迷っていたら、

「ゆっくり選んで大丈夫ですよ」

と伝え、一緒にページを眺めればいい。

正面から見つめ合って質問を続けるより、同じものを見ながら話す方が緊張しにくい。

会話が少し途切れても、メニューへ視線を移せる。

お水を一口飲む時間もある。

こうした小さな余白が、初対面の気まずさを和らげてくれる。


混雑を避け、最初は一時間でいい

コメダを選べば、必ず落ち着いて話せるわけではない。

混雑していれば、待ち時間が発生し、店内も騒がしくなる。

私は可能な限り、昼食やおやつの時間を少し外して予定を組む。

利用する店舗の場所や営業時間も、事前に確認しておく。

待ち合わせを伝えるときは、

「○時に、○○店の入口で待ち合わせましょう」

と店舗まで明確にする。

同じ地域に複数の店舗があるなら、地図のリンクも送る。

また、初対面は一時間程度を目安にしていた。

「まずは一時間くらい、お茶しながら話しませんか」

と伝えておけば、相手も参加しやすい。

実際に話が盛り上がり、二人とも時間に余裕があれば、もう少し話せばいい。

最初から長時間を前提にしないことも、相手の不安を減らすための段取りだ。


店の格ではなく、会話の始めやすさで選ぶ

スタバよりコメダ。

これは、どちらの店が優れているかという話ではない。

初対面で話すという目的に、どちらが合っているかという話だ。

スタバでは、注文してから商品を受け取るまで、二人で立って待つ時間が生まれる。

コメダでは、先に席へ着き、メニューを眺めながら会話を始められる。

このわずかな順番の違いが、初対面の空気を変える。

必要なのは、店選びのセンスを見せることではない。

二人が無理をせず、自然に話し始められる時間を用意することだ。

おしゃれな店で気まずい沈黙を抱えるより、見慣れたメニューを一緒に広げ、ゆっくり飲み物を選ぶ。

大人の恋は、そんな何気ない時間から始まることもある。

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この記事を書いた人

「余白の恋」著者。
40代でマッチングアプリという未知の世界へ。実体験をもとに、大人の恋愛と出会い、そして自分を整えることについて綴っています。焦らず、執着せず、それでも少しだけ心が動く。そんな恋の余白を記録します。

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